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明日館(みょうにちかん)②

さて、この宮廷ルネサンスダンスの足について
いつも注意されること。。


1IMG_0425.jpg
<15世紀~レヴェランス・グラーヴェするタイミング>



15世紀ものは、
絶対アンドゥオールをしてはいけない。。
すごく注意されることのひとつ。

16世紀ものは
アンドゥオールをする、
しかし足先は甲を出して伸ばしてはいけない。。
美しくないからだそう。。
イタリア人の美的センスか?

17世紀ものは、
アンドゥオールをする、
足先は伸ばす。。というかフランス人の足を見ると
甲を出して馬の脚先のようにするのは普通かもしれない。。
私の弱点がもっと顕著に出てくる。。

18世紀(1750年以降)ものは、
ふくらはぎを前に見せるように!
と、パリオペラ座で見つかったある解説書を見せてもらったから、
アンドゥオールは絶対的だろう。
そして足先は絶対に伸ばす。。
現在のバレエと同じかな。

私の頭はこんがらがらがらがっています!

でも確かに音楽とつなげると確かにそうかもしれないと思います。
それからもうひとつ、
イタリア人やフランス人の日常の歩き方。。

イタリア人は、普段からアンドゥオールしている方が多く、
歩く時に、膝も足先も前に向くようにと
注意されていた方がいました。

日本でよく聞くこと。。
チョウヨウ筋とか股関節とかからアンドゥオールしてちょうだい。
(正しいかどうかわからないけれど、よく聞く言葉)

イタリアでよく聞くこと。。
アンドゥオールし過ぎだから膝を前に向けて。。
両足先を閉じて。。

胴体から股関節への生え方が違うんだな。

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プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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