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101歳のお誕生日に。。

寒いです。。のひとことです。
みなさま、お元気ですか?

普段私は、スクーターが、移動手段です。
お部屋のカーテンの事で、布地屋さんを回りました。
で、いつものように、迷子。。
普段の半径3メートルの活動拠点が、一気に広がると途端に×。
冬時間なので、夕方16時過ぎなのに、もうこんなに暗い。。

やっとデパートの前の道にたどり着いて、ひと休みしました。


一通が多いので、何周したことか。。(と道路のせいにしています。。)



そしてその夜は、101歳になった友人Fのお父さんが、
ヴィッシー(Vichy)から上京したという事で、
夕食に招待していただきました。

Fは、合気道の長年の友達で、加藤 弘先生が渡仏した際、
おうちに手料理で招待してくれた人です。
また以前の私のブログにも出ている人、運転がすごいあの人です。

前置きが長くなってしまいました。。

その彼に
「あのね、お父さんが来てるんだよ。早く来て。」
なんて電話口で突然言われて、
またまた冗談を。。なんて思っていました。

1914年10月生まれ、100歳になった時は、2014年。。
大正3年の寅年です。
昨年、それは知っていました。
でも実は、移動なんかできるわけない。。なんて、
大変失礼な事を想像していたのです。。

友人の妹さんのM-Sさん、彼女の息子君13歳J君を連れて、
リヨンからヴィッシーのお父さんをお迎えして、
新幹線でやって来ました。

CIMG4693-2.jpg
左から、友人F, J君、M-Sさん、お父さん、そして私
(J君写真掲載は、お母さんの承諾済みです。)



彼は、若い頃、郵便局の配達員だったと話してくれました。
途中、兵隊に行ったりして、
そのあと、窓口受付、そしてどんどん偉くなり、
局長となったんだよ、と話してくれました。

「僕は、ものすごい働いたんだ。」と言っていました。

骨格がしっかりしていて、細くも太くもなく、若者みたいでした。
すごいな。。100歳を超えるって、どんな気持ちなんだろう。。

そして、夕食後は、日本大好きなJ君につかまって、
ゲームと漫画のお話しを聞くことに。。

彼の澄んだソプラノヴォイスは、聞きほれるくらいきれいでした。
それを褒めたら、クラスで僕だけ。。まだなんだよ、
2年も前から声が大人になるのを待ってるんだ。
合唱でも、女の子の中。。というのが、嫌みたいで。。

そのうち、もうじき、怪盗ウォッチがフランスに来るんだよ!
と話してくれたので、怪盗ウォッチ『ようかい体操第一』を
Youtubeで一緒に観る事にしました。

で、観たあとは、大興奮!
「ヨーデルヨーデル」なんて歌い出しちゃっていました。

知っている日本語は、
「かわいいネコ」
でした。

友人Fさんの息子さんは、もう男の子の子供がいるので、
4代健在家族。。とにかくすごいです。

あたたかな家族に触れられて、
元気をたくさんたくさんいただきました。

CIMG4689-1.jpg



みなさんにも、元気を飛ばします。
それ~~~ぃ♪

それではまた~。







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オペラ『Atys』宮廷バレエBaroque Danseワークショップ

寒さの続く日々。。今日も枯れた葉っぱたちが、散っています。
ハラリ。。ヒラリ。。
一番美しく、ロマンティックなパリの季節です。

2週間の秋休みが始まりました。
私は、クリスティヌ・ベル(Christine Bayle)の
バロックダンスのワークショップを受けにいきました。

この夏、デトロイトの世界ライアー大会で、
ジョン・ビーリングさんグループが弾いてくれた
『グリーンスリーブス』(彼の編曲)に、
バロック風の振付で踊って以来でしたので、
かなり久しぶり、2か月ちょっとぶりでした。

バロック期のダンスは、
主としてヴェルサイユ宮殿で踊られていたものをさし、
必ず振付楽譜が存在します。

楽譜通りに踊ることが、大変重要で、
多くの研究家や舞踏家が、古い資料を発掘して、
現在踊られる宮廷バレエ、いわゆるバロックダンスという、
ひとつのダンス芸術を確立させました。

そしてこの宮廷バレエ(バロックダンス)は、
のち、クラシックバレエへと発展していくのです。

バロックダンスのバレエ教師は、音楽家でもありました。
ポケットバイオリンを奏で、伴奏をつけながら、踊りを教える。。
という挿絵が、楽譜集やバレエの技術の本に残されています。


今回の楽譜には、「サラバンド」とありますが、
クリスティヌは、リズム的音楽的に「ルール」(Loure)だと言っていました。
音楽の種類は、時として、判別するのが難しい場合があるようです。

そして、4分の6拍子。。について。。
これは、夏のライアー世界大会の私のクラスで扱ったリズムでありますが、
彼女は、いいアイデアをくれました。

「最初から、6拍で数える。」
123456

これを
①23④56    の2拍子
①2③4⑤6    の3拍子

アクセントを自由自在に変えられる=
2拍子の演奏(ダンスステップ)、3拍子の演奏(ダンスステップ)

が、いとも簡単にできる。。
というカラクリです。

そしてテンポ。。付点2分音符は、80のテンポ。。
バロックの、特に舞踏は、80がとても大切なテンポだという事でした。

歩いてみると、ゆっくりゆったり歩ける速さです。
いとも優雅でございまする。。

という感じで、4日間、飛んだりはねたりしました。。
(3日目は、場所を間違えて1時間も踊れなかったけど。。)
ワークショップの翌日は、
さすがに起き上がれませんでした。。
ワンコの散歩もままならず。。ハハハ。。

今回は、日本人クラシックバレエダンサーの仲秋亜美さんや
日本人画家・女優のセレスト ガイヤールさんと出会って、
練習時間よりも長いお茶の時間を過ごせて、
いろいろなお話ができ、とても楽しかったです。
久しぶりにゆったりした時間を過ごせました。

世話しない日々の中で見つける時間のオアシス、
みなさまも、どうぞほんの束の間でも
ゆったりしたお時間を作ってみてくださいね。







東京Tokyo Atelier on november のおしらせ

こんにちは。

紅葉が始まり、突然寒い寒い冬眠したくなるような冬が到来します。
私は、すでに暖房をつけて生活していますよ。

11月からの東京アトリエのおしらせです。

<< 東京アトリエ >>

11月12日(木)~2016年1月下旬(2月初旬予定)です。

楽譜が。。と思っていらっしゃる初めての方も、
長らくいらっしゃらなかった方も、
プロの方も、ライアーに興味のある方全員、
お気軽にいらしてみてください!

音で、音楽で、楽しみましょう。

初めての方は、お手数おかけしますが、
私のHPのメッセージボックスよりお申し込みください。

すでに通われている方は、メールにて受付しております。

           
みなさま、すてきな秋の日々をお過ごしくださいね。


秋のパリアトリエのおしらせ Paris Atelier en octobre

パリのアトリエのおしらせです。

冬時間前の秋のひととき。。

10月6日(火)~11月6日(金)

長らくいらっしゃらなかった方も、初めての方も、楽譜が難しいという方も、

触ってみたい、弾いてみたいと思ったら。。

どうぞお気軽にいらしてください。


場所は、
Paris 17区 ワグラム(Wagram)
または
Saint-Denis ポルト・ド・パリ(Porte de Paris)

です。

詳細住所と連絡先は、RDV時にお送りします。

プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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