fc2ブログ

5月アトリエは、5月7日まで Pour inscription en mai à Tokyo Atelier

こんにちは。

もうすぐゴールデンウィークですね。
生粋日本語だと、「金に輝く週間」ですよ。
まぶしいですね。

東京アトリエは、5月23日まで開いています。
これから初めてお申込メールをくださる方は、
今回は、5月7日(木)までのお申込みにします。

その日以降のお申込みは、大変お待たせして申し訳ないのですが、
9月の東京アトリエになります。

どうぞご了承ください。

今年は、近所の桜が見られなかったので、
芝桜を見に行きたいと思っています。

ステキな週末をお過ごしくださいね。^^


スポンサーサイト



カエル 5ème Vidéos "Ah! Vous dirai-je, maman"

玄関先に植えたチューリップが、
私の日本帰国を喜んで迎えてくれたように咲き、
でも今は、長い葉っぱだけになっています。
本当にきれいでした。

みなさま、こんにちは。

多くの方に、
「アキヨ先生は、こんな事してるから忙しいんですね。」
なんて言われて、
こんな事ってどんなこと?とよくよく考えてみたら、
「カエルと遊んでいる」から。。という意味か、
と今さらながら知りました。

今回は、カエル2匹が弾きました。
1分46秒。前より20秒長いです。

1つ目のヴァリエーションは、モーツァルトのアレンジです。
2つ目のヴァリエーションは、カエルちゃんと私です。

さりげなくダンスのガヴォットGavotteスタイルにしたいな。。
と思って、アレンジしてみました。

ガヴォットは、出だしのドードーの2音は、アウフタクトになり、
ソソソソソ‐ソ‐とたくさん弾いている部分が小節の頭になります。
普段見る楽譜の小節頭2拍が、
前の小節の3拍4拍にずれている楽譜という事になります。
だから普段の3拍めが、ガヴォットでは、1拍めの強拍です。



ガヴォットのステップ(Pas de gavotte=パ・ド・ガヴォット)で、
きらきら星。。
なんだかカエルも大喜びに跳んで踊っているような気がします。

思うに実は、きらきら星 (原題翻訳 『ああ、ママに話すわ』) は、
旋律のリズムを見ても、ガヴォット調ではなく、
ガヴォットそのものだったのだと思います。

今回は、カエルちゃん達と和気あいあいと録画でき、
私のハラスメント言動はありませんでした。。。かな・・・
でもまあ、私は、やっぱりへんてこです。
もう少ししたら、軌道修正をねらいたいところですが。。
もう遅いか。。

聞いてくださり、ありがとうございました。


カエル、ライアー弾く 4ème Vidéos

みなさま、こんにちは。

数年前、お誕生日に友人に贈ってもらった、
添い寝用カエルと一緒にライアーを弾きました。


一昨日、突然作ったビデオです。
1分25秒(85秒)ですので、最初の40秒の2倍の長さです。

子供も喜ぶかな。。と思って、というのは、言い訳で。。
とっても楽しかったです。

それに、カエルの影だと、恥ずかしくない事に気づき、
長くなりました。。^^;

でもこの技は、非常に疲れます。。

ビデオ修正のために録画を再生してみると、
私が1人で、デカガエルに文句言っていました。

「ちょっと!腕が邪魔!」
「頭垂れない!もっとこっち!」
「もう、でかいから、肩こっちゃう!」
「足!ここに置く!」

と、私のエラそうな独りごと、ハラスメント言葉が満載。
言い訳もせず、ただにっこり笑っているデカガエルは、
本当に健気でかわいそうでした。。
ごめんよ。

でもこのハラスメント画面をアップしたら、演奏より格段に面白いです。。

が。。

勇気ないです。

まあ、ごちゃごちゃ書くのはここまでにして、

とうとうへんてこになった私の姿を見てください。
あっ、もともとへんてこですけど。。今さらながら。。
いやいや、私じゃなくって。。
カエルが、弾いているライアー音楽を楽しんでください、です。^^




でも、カエルの後ろでは、一応真面目に弾いてます。


ありがとうございました。


寒いじゃないの。。

ごんにぢは。。みなさま。。

今回は、韓国を通って帰国しました。
ソウルが暑くて、歩いているうちに、
手に持っていたコートを失くしてしまいました。
5年くらい着ていた、ノーブランドの安物なのですが、
自分としては気に入っていました。

雨の日も、雪の日も、私を暖めてくれた撥水コートでした。
最後は、疲れた私が椅子にもたれかかった時に、
枕になってくれた優しいコートでした。。

乗り換え時の荷物検査が終った時、コートがないのに気付きました。
暑くて、邪魔だな。。と、ロビーでぞんざいに扱ったのを反省しました。

検査員に申し出たら、切符にイミグレのハンコを捺してくれて、
再度ロビーに出してくれました。

「私のコートや~い!」と探して歩き回りました。
あの子は、誰かに持っていかれたのかもしれないと、
ふと頭をよぎりました。

乗り換え便の時間は、どんどん差し迫り、
私は焦って、汗だくで、喉がカラカラになりました。

自分が歩いてきた道を戻っていって。。ああ、でも時間が。。
時計を見た時、私は、もうあきらめようと思いました。

人々が、私を信用し、協力してくれて、ロビーに出る事ができました。
それに、私をもう十分に暖めて、優しくしてくれたコートだから、
今度は、違う人を暖めてあげるんだな、なんて思いました。
あのコートが、誰かの手に渡って、大切にされる事を願おうと思いました。

自分が、暑いからと言って、大切にしなかったから、
コートは、私に別れを告げたんだと知り、
寂しい気持ちでいっぱいになりましたが、
私は、無事に日本に戻る事ができたので、良しとしようと思いました。

でも、成田の外に出たら、震えるくらい寒くて。。
あのコートが恋しくて、泣けてしまいました。
やっぱりコート。。帰ってきておくれよ、という心境です。

心って、本当にコロコロ変るものです。

ここで一句。
《 ニッポンの 気まぐれ春に コート恋し 》
ちょっと字余りでございます。

あとひとつ。。
《 冬コート 旅先々を いのってる 》
とまあ、こんな感じで。。

最後に
《 納豆を 3パック一緒に 食べちゃった 》
《 ついでに 大福 うまかった 》

これでシメです。

それでは、みなさま、良い日をお過ごしください。


デモ Démo vidéo à la lyre au youtube

みなさま、こんにちは。

帰国前の超忙しい時なのに、
私の大好きなカエルのビデオのデモ版を作ってみました。

今度は、40秒じゃなくて、50秒です。
10秒長くなっただけでも、自分としては大きな進歩です。







お聴き苦しい点もあると思いますが、どうぞ聞いてくださいね。




バグパイプとダンスCornemuse&danse au Berry

みなさま、こんにちは。

中央フランスのシャトールー(Châteauroux)という町に行ってきました。
ここは、大学で療法を学んだ時の友人イザベルが住んでいるところで、
私が、小児精神科でインターンをした町です。

シャトールーは、ベリー(Berry)という地方に属し、南ベリーにあります。
このベリーには、昔から残っている楽器、ダンス、歌があります。
古い楽器のひとつ、バグパイプ、
仏語で、コルヌミューズ(Cornemuse)と言い、
今回私は、この楽器の1日アトリエに行き、触ってきました。

コルヌミューズは、スコットランドのバグパイプよりも古い歴史を持ち、
中世からフランスには、すでに存在し、種類も多いそうです。

私が使用したのは、16ピュスという「ソ」の音階のコルヌミューズです。
2本のブルドンと呼ばれる棒からは、
1オクターブ下、2オクターブ下のソが、保続音で、
ブオオオオ~~~と、鳴り響きます。
一番長いのは、左肩に乗せて、もう一本は、オーボエの横についています。


アルノー、クロード、ティボー、セドリック、エリック
Arnaud, Claude, Thibault, Cédric, Eric
初心者の私はいません。。保続音(通奏低音)が伸びないんだな。。↓



左脇下のはさむ袋に、自分の口から空気を入れて、うまく調整して、
この保続音のブオーを切らずにいないといけませんでした。
そして、両指で、オーボエの管の穴を押さえて、音階を作ります。

午後には、脳みそが、フニャフニャになってしまいました。

左腕で皮袋を押している間に、口からは袋に空気入れて、
なんで革袋は、いつも空気が充満していて音がうまく出るのか。。
何もしなくても楽器からは、たえず空気が漏れていくし。。
左腕で押す動作をしながら、なんで左指は自由で、
オーボエの穴をふさいで音楽が奏でられるのか。。
そんな疑問が、頭の中をグルグル。。

夕方には、口周りが痛くて、ワンコのように舌が前に出てしまい、
目もうつろなノックダウン状態。

みんなで楽しく夕食を食べた後は、
コルヌミューズとヴィオルという、
バイオリンを取っ手を回しながら手で弾く楽器に合わせて、
ダンスがありました。


こんなに男女がくっつくダンスで、バロックダンスとは違います。。



ブーレ(Bourrée)というダンスは、この地方は、発祥地のひとつらしく、
この足の動きは、ルネサンスダンスやバロックダンス、クラシックバレエの
「パ・ド・ブレ(Pas de Bourrée)」
と言うテクニックになっていったのを知りました。

古いここのブーレは、2拍系のとても速いテンポで、
タンタンターン、タンタンターンの8分音符2回に、4分音符1回を
繰り返します。

必ず左足から始まり、2人向き合って踊ります。
4人のブーレもあり、フランスルネサンスダンスに似ていました。

場所の移動がない時も、足踏みをしてリズムを取ります。
絶対に止まるという事がないのが特徴でした。
まるで、いつも馬の上にいるように、絶え間なく身体を上下させています。
わざと弱拍部分を強拍にしたり、4分音符のところで、
相手と足を蹴り合ったり、お尻で押しあったり、
人々がどんどん編み出すダンスは、
おもしろくて、笑いがたえない場となりました。


輪になって踊る、いわゆるフランスのフォークダンス



マズルカ、イスラエルステップ、アイルランドステップ、ワルツなど、
ダンスは、18世紀になって、外国から流れてきたもので、
ベリーでは、それを取り入れ、独自の音楽文化を作っていったようです。

コルヌミューズのアトリエ翌日は、口の周りの筋肉痛で、
うまく口が動かなくなって、私は一時期に
「もの静かな人」になりました。

翌々日は、左の肋骨が筋肉痛でした。

代々伝わる音楽を若い人からお年寄りまで楽しんでいて、
参加する喜びの中で、文化を受け継ぎ、
人々の手で大切にされていくのを目の前にして、
日本文化も大切にしていきたいな。。と強く思いました。

素晴らしい体験をさせてくれた友人Isabelle、そして
私を受け入れてくれたAssociationの方に心より感謝します。

桜の日本、Let's go back to Japan with 通奏低音ブオオオオ~~!

読んでくださり、ありがとうございました。^^


プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧

ブロとも一覧

belle

FX業者