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黄赤緑茶色in青空

みなさま、こんにちは。

この秋は、声楽の先生との再会によって、
人や自分自身の人生を深く考えられる、
良い機会になったと思います。

赦す事が、一番感情の中で難しいし、
深い愛情に触れられる唯一の感情なんだと思いました。

自分の周りを見回してみると、
動物とかの方が、赦しのこころを持っているのかな。。と思いました。
ショコラッピーの方が、高い心だったりするのかも。。

11月に入ってすぐ、長~い間、見たかった紅葉を見に行きました。
10年以上ぶりでした。
感激!
本当にきれいでした。^^
葉っぱって、黄色や赤や茶色や緑があるんですね~。
ちょっと赤い葉っぱ達に、AKI印に並んでもらいました。

CIMG2525-1Aki.jpg



並べるだけで、汗だくになってしまいました。
風、吹くな。。


CIMG2587-1MilleYen.jpg



そして、1000円札に印刷されている本栖湖の富士山の場所を
人に教えていただき、そこを見に行きました。
1000円札と同じ風景ですので、見てみてください。

富士山は、本当に気持ちよさそうでした。

身延山まで、足を運んだら、おもしろい楽器と出会いました。
誰もいなかったし、小さな音なので、
しばらくチン、カン♪と鳴らして、音階を探して遊びました。

そのうち、気をよくした私は、調子に乗って、「きよしこの夜」気分に。。
鳴らし終り、その雰囲気の違いに、ここは仏教だった。。と大反省。
日蓮聖人さん、ごめんなさい。

さっさと何気に、「メリーさんの羊」に変更。
日蓮聖人さん、楽しいでしょう?
なんて、勝手に会話して、どきどきしてしまいました。。

楽器を触っていた私の真後ろに、なにか気配がするので、
振り返ってみたら、日蓮聖人さんの等身大の像があって、
ウワッ!と驚きました。

近づいて行って、その像をじっと見つめていたら、
なんだか知らないうちに、まぶたが熱くなりました。
冷たい手にそっとさわってみました。
優しく握り返してくれるのではないかという錯覚に陥りました。

遠くには、富士山の頭が見え、それはそれは、美しい風景でした。



いくら美しい場所でも、険しい崖のような山の上ですので、
日蓮聖人さんのように、どんなに修行を積まれた方であっても、
さぞかし寂しかったのではないかと感じました。
彼は、親の愛を唱えたと知りました。
慈しみ深い大きな愛に触れられたような気がしました。
いい事も悪い事も、赦していく。。そして赦してもらう。。

流していく。。流れに乗って流れていく。。
どんぶらこっこ、どんぶらこ。。。


それではみなさまも、ステキな日をお過ごしくださいね。

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包括センターに向けて第一歩

みなさま、こんにちは。

11月12月と、今年最後のアトリエが始まりました。^^

私は今日、声楽の先生のご様子が、あまりにも良くないため、
とうとう先生のお宅のすぐ近くにある、
デイケアーセンターに飛び込みました。
夜7時をとうにまわっていました。
なのに、ケアマネジャーの方が、親切にお話を聞いて下さり、
本当にありがたかったです。

他人である私が、行って話して良いのかどうか、長らく迷っていました。
でもあまりにも、先生のご様子が悪く、幻覚のような妄想のような、
そんな感じのものが強く現れているような気がしたので、
行こうと決めました。

今日は特に、興奮がなかなか止まらず、
息も荒く、瞳孔も開き、表情もなく、
いつもと違う言動をし始めたので、これは絶対にまずいと思いました。

今までは、同じお話の繰り返しだったのですが、
この2日間、私の顔を見た途端、怒鳴って大声を発します。
けなしてきたり、突然罵倒してきたり。。まあいろいろ。。^^;
こんな調子が、2時間くらい続きました。
まったく会話になりません。


この夏、15年ぶりに先生のお宅に伺った件は、
ブログでもお話しましたが、
その時一番驚いたのは、ピアノの上やテーブルの上に、
私の氏名と電話番号が大きく貼られていた事でした。

そして今回、先生の状態がぐっと悪くなる直前、
電話口に、また新しく私の名前と電話番号を貼っていました。


先生は、ひと通りの緊張と興奮が過ぎると、
ピアノを弾きながら、歌を歌い始め、
少しずつ気持ちがほぐれているようでした。
表情も豊かになり、息も落ち着いてくるのが見てとれました。。
そして少しずつ笑うようになりました。

でも、私も人なので、状態が悪い時の先生の言葉は、
非常に嫌です。

先生は、もともとお若い頃から、緊張の強い方でしたが、
それが年齢とともに、一段と酷くなったような気がします。

今日見た先生の状態は、本当に怖い光景でした。
楽譜を持って、さっさと帰って来ようかとも思いました。

でも、じっと先生を見ていたら、普通の状態ではないという事が分り、
その姿は、あまりにも小さくて、見ていて気の毒になってしまいました。

マグマのようにふつふつと湧き上がる激しい感情を外に出すのは、
先生にとって、とても必要なのだと思いました。
もし吐き出さずにいたら。。もっと状態が悪くなっていくのでしょう。

時間を見て、デイケア―で紹介された、
管轄の包括センターに相談をしたいと思います。
私が悩んでいる時に、すぐに包括センターの存在を教えてくれた
アトリエの生徒さんにも感謝です。^^

そして先生の状態が、これ以上酷くならないように、
私が日本にいる今年中に、
できるかぎり早く、ケアができる体制になっていければと思っています。

みなさま、最後までお読みくださり、
ありがとうございました。




プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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