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バロック・ダンス発表会

こんにちは。

お元気ですか?

音楽の勉強と趣味を兼ねてはじめた
バロック・ダンス(バロック時代の宮廷バレエ)。
とうとう3年経ちました。
時に、持病が悪化して、靴が履けなかったり、
あちこち痛くて痛くて、眠れない日も続いたりしました。

そんなこんなで、8日のブログの魔のリハーサル日から、
アンドゥオールなどで悩める10日間が過ぎ、
とうとう当日。。。がやってきました。

ダンス2
3人で出発!バロックの「バランス」のポーズ



小さい頃から、舞台には、ちょろちょろ出ていましたが、
板上には、少なくともピアノなどの楽器があったり、
背景があったり、椅子があったり。。
何かこう。。「頼れるもの」があって、助けてくれました。

今回は、生まれて初めて、
板のみ(床のみ)のガランとした大きな箱状態でした。
当日の最後のリハーサルでは、振付をところどころ忘れ、
怖くなって固まってしまいました。

100人収容の舞台なので、そんなに大きくはなく、
一番前の客席などは、とても近く感じました。
客席のつくりは、なだらかで目線がラクでした。

ダンス3
2人になり、回転しながらの「パ・ド・ブレ」



踊った曲は、リュリ―(Lully)という人が作曲した、
オペラ『ファエトン』(Phaeton)より、“シャコンヌ”というもので、
ペクール(Pécour)という人が振付をしました。

題名は、“女性ソロのためのシャコンヌ”と言います。
この曲を暗記して、それもソロを踊らせてもらえるとは、
夢にも思っていなかったので、その喜びは、大きなものでした。

ファエトンは、愛する女性と共に愛に生きるか、
別の女性を利用して名誉のために生きるか、
深く思い悩みつつ、野望に走る若い主人公の男性の名前です。

オペラの中のシャコンヌは、複数で踊る設定ですが、
ペクールは、オペラとは関係のない、
ひとつのダンス曲として独立させ、振付をしています。
振付の楽譜(コレグラフィー)には、基礎となるテクニック=足の動きが、
ふんだんに盛り込まれています。

ダンス1
ソロになり、必死。。じゃんけん「チョキ」ポーズじゃなくて、
「シャッセ」のポーズ

ダンス
バロックの典型的なポーズでフィニッシュ。
体力がないのでクタクタ、クラクラ。。



なんと、初めて間違えずに踊れたのが、この本番1回きりでした。
ちょーらっき~~!

音楽が終り、ダンスも終り、舞台から降りて、アキヨに戻った時、
まず一番に「楽しかった!」という言葉が自然に出ました。

そして、先生やダンスの仲間たち、
衣装をやってくれたアサエさん、
観に来てくれたマルク、ジェレミー、
いろいろと相談にのってくれた病院の先生。。
そして近くから遠くから、応援してくれたみなさまに、
感謝感謝でした。

とても嬉しかったです。

今度いつか、ライアーの伴奏などでも踊ってみたいです。

本当にありがとうございました。

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こころ軽やか~

こんにちは。

お元気ですか?

最近、あるご夫婦が、お子様2人を連れて、
ライアーアトリエに見えました。

お母さんは、管楽器の方で、
是非、ライアーに触れてみたいという事でした。

子供たちは、3歳の男の子と2歳の女の子。
お父さんは、優しい雰囲気の方。

ワンコが、吠えて騒いで、怖がらせたらどうしよう。。
そんな心配ばかりしていました。

ライアーをぽろりぽろり触っている間、
なんだかワンコが静かだな。。と思って、ソファーの横を見たら、
子供二人にお腹をなでなでされて、
ぬいぐるみ状態。。。@o@//驚きました。。
恍惚状態のワンコ。。

子供とワンコ2
ご主人が、パチリと撮ってくれました。



そして、別のお話。。
ダンスのリハ前日になっても、
スカートが出来上がらなくて困っている私に、
重いミシンを遠くから運んで駆け付けくれたアサエさん。
朝から夕方まで、私の身体に合わせながら、完成させてくれました。
感謝感激でした!

彼女が触ると、不思議と布が軽くなる感じがします。
布が、身体にピッタリ寄り添ってきて、ずっと着ていたい、
そんな気持ちになります。

ぬくもりのある手で触る、というは、
いいエネルギーが通る、という事なのですね。。

不思議と、心が軽やかになります。

多分、あの時のワンコも、心が軽やかだったのでしょう。
子供たちも、軽やかだったのでしょうね。

軽やかに。。というのは、しあわせな雰囲気があって、
「今を楽しめている」
そんな良い感じの響きを持つ言葉だと思いました。

今日は、軽やかなお話になったかな?

読んでくださり、ありがとうございました。

そ~れ♪では、また~♪

練習は、普段の習慣の積み重ね

こんにちは。

みなさま、いかがお過ごしですか?

先日、ダンスのリハーサルがありました。

趣味とはいえ、一緒に踊るマリヤンは、
小さい頃からガチのバレエ経験者。
50歳過ぎて、まだまだ足は上がり、ピンと伸びて、
本当にきれい。。

それに比べて、わたし。。。
アンドゥオール(両股関節を外側に開くEn dehorsのこと)
という、ダンスの基礎の基礎も、しっかりできていない。。

バロック・ダンスの両足は、90度開く(クラシックは、180度!)こと、
つま先立ちの際、踵は、あまり高くあげ過ぎず、
楽譜に特別な印がない限り、小節の1拍目は、踵をあげて始まる。。

90度くらいの角度ですと、普通の西洋人の足の角度くらいです。
文化の違いを感じます。

それがなんとも、私のは微妙で。。ままならず。。。

練習は、普段の習慣の積み重ねなのだと改めて感じました。

リハのビデオを観て、マリヤンの長いドレスから時々見える足は、
足先も真っ直ぐで、大変美しいものでした。

私のようにばたばたしない足は、
まるで足運びで「おはなし」を語っているような。。

実は今回、最初は3人で踊り出し、ひとりひとりはけて、
最後は私1人で踊る、という、過酷な状況になってしまったのです。
モー娘。'14やAKB48で言うと、センターで踊るという事になり、
喜ばしいことなのですが。。

私は、彼女よりちょっとだけ長くやっていて、
コレグラフィー楽譜を見て、
かろうじて最後まで、足の運びを暗記したので、
致し方なく、そうなってしまったのです。

ビデオで踊っている自分の姿を観て、思い切りヘコみました。。
地球の裏側まで下がり気味のテンション。。

今さら、やめたい。。なんて言えないし。。
悩んでも、マリヤンのようになれないし、
4~5歳児に戻って練習するわけにいかないし、
一日だけ別人の足と取り換えて、とも頼めないし、
整形もできないし。。
結局練習しかない。。

ぐちぐち。。ぐちぐち。。回り回って、
再び、ぐちぐち、ぐちぐち。。

なんとか、自分の中で解決しないと。。

結果、

まずは、人との比較は、やめよう。。と。。

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プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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