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☆大阪アトリエのおしらせ☆ 7月12日・13日

みなさま、こんにちは。

今日は、夢にまでみた大阪でのアトリエのおしらせです。
^o^//ユッピィー

◎ 個人で、グループで。。
◎ 初めての方、楽譜の読めない方も、どうぞお気軽にいらしてください。
◎ 楽器をお持ちの方は、お持ちください。
◎ 持っていらっしゃらない方は、メールフォームにその旨を伝えてください。

<募集人数>

・個人アトリエ:3人
・グループ・アトリエの方は、下記のメールフォームにて、
お問い合わせください。

<下記の時間のうち>

・個人の方は、1コマ1時間、2コマまで取れます。
・グループは、5~6人以内。1コマ1時間、2コマまで取れます。

2014年
7月12日(土)13時~17時
7月13日(日)13時~17時

<場所>

大阪府摂津市千里丘にある音楽スタジオ

JR京都線「千里丘駅」より徒歩約2分
中国自動車道・名神高速道路・近畿自動車道「吹田I.C.」より約10分
(コインパーキングが近所のあるようです。)

※12日は、人数により、大阪市内でおこないます。

<費用>

ホームページの「お出かけアトリエ」に掲載されています。
☆♪☆ ベルのホームページ ☆♪☆
グループの方は、メールにて相談しましょう。
+交通費が、プラスされます。
人数分で割って、できるだけ負担を軽くしたいと思っています。



以上、詳細やお申込みにつきましては、
お手数おかけしますが、こちらからお願いいたします。

☆♪☆ メールフォーム ☆♪☆ 

お気軽にご連絡ください。
お待ちしております!

それでは、すてきな日をお過ごしください。



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ルネサンス・ダンス

こんにちは。

イタリア・ルネッサンス・ダンスという
セミナーに参加しました。

と言っても、ブログ公開していたと思っていた
2月の記事が、下書きになっているのを発見したので、
掲載する事にした。。という次第です。。


音楽家や年齢層の高いダンス愛好家が多く、
若い人は、とても少なかったです。

こういったヨーロッパの古い音楽が大切にされ、
広く一般の愛好家まで楽しめるというのは、
素晴らしい事だと思いました。

ルネサンスは、15世紀、16世紀に生まれた
ひとつの文化をさします。

当時の各国の大使たちは、
全盛期だったイタリアのダンスを観ると、すぐに写し取って、
自分の国のお偉いさんに報告をしたそうです。

政治力と言うか、大切な社交世界には、
欠かせないものだった事がうかがえます。


その記録のおかげで、コレグラフィーが残っています。
小節線のない楽譜、ネウマ譜のような楽譜の下に、
R、S、D、Vなど暗号のような足の動きが書いてあったり、
文章で表現してあったりします。

先生が、文章で表現してあるコレグラフィーを
イタリア語の原語文で朗読してくれました。

手書き文章の飾り文字で美しく、絵のようでした。
文は詩のようになっていてとても美しく、
ただ単に、足の動きだけを説明しているのではない事を
知りました。

みんなで朗読を聞いたあと、
「ハ~。。イタリアァ~~ン。。」と
その美しさにため息をつきました。


イタリア・ルネッサンス・ダンスは、
かかとを床につけたり、上げたり、膝を曲げたり、
頭の高さを上下させて表現する事を大切にしていました。

またターンの時には、頭と身体を一緒に回すとの事でした。
まあ、優雅でゆっくりした動きだという事ですね。

そんな事を言っても、早いテンポの足の動きもありました。
そういう時は、ぴょんぴょん跳んで、右足が前に出たり、
左足が前や斜めに出たり、
まあ、足が絡まりそうになりました。

肩の動きにも、大きな特徴があります。
前後に動かす、且つ、小さく回すという動きです。

クラシック・バレエのように、
肩や腕を斜めに湾曲させたりする動きや形は、
この頃のダンスは、好まないとの事でした。


また、王様に向けての男女の挨拶、お客様への挨拶、
というものがあるのですが、
フランス風、イタリア風と、身体の向きがちょっと違っていたり、
15世紀と16世紀では、挨拶の仕方が違っていたり、
とても興味深いものでした。

片足を1歩後ろに下げた姿勢のまま、
腰をググッと下まで下げて、
変形スクワット風挨拶があります。

膝や腰の悪い人は、きっと大変です。
いちいち、「あいててて。。。おいててて。。。」とか
「おらよっと!」とか、いちいち気合を入れないといけません。

踊った曲の中で、Ballo Del Fiori(お花のダンス)という、
可憐で優美なダンスがステキでした。

まるで、「ロメオとジュリエット」の世界にワープしたようでした。。


これは、異性からお花をもらうという、ひとつの物語になっています。

誰が、近寄ってきて挨拶をして、私にお花をくれるのか、
ワクワクドキドキしてしまいました。

でも実際は、お花ではなく、
ペンだったり、ペットボトルだったり、タオルなのですが。。


じんわり汗をかいた、楽しい週末でした。


読んでくださり、ありがとうございました。

良い日をお過ごしください。チャオ!

統合失調症センター

みなさま、こんにちは。

ごきげんいかがですか?



今日は、

児童施設でMy アコーディオンを取りに行った帰り、

療法でインターンをさせていただいていた

統合失調症の方の働く作業場、

「統合失調症センター」に挨拶がてら、

寄った時のお話です。


独特な雰囲気ですが、みなさん良い方たちばかりです。

30人くらいの同じ疾患を持つ方たちが、

いつも通り、折り込みと箱作りをしていました。


すると、ある20才くらいの1人の若い男性に、


「いいな。。病気じゃなくて。。。

僕も大学に行ってたんだよ。

お父さんは医者なんだ。

でも、僕は病気だから、仕事もないんだよ。。

いつの間にか知らないうちに、病気になったんだ。

この病気になったら、人生終りなんだよ。

僕は、生きる意味がないんだ。。

いいな、君は。。君はさ、チャンスあるよね。」

と、突然言われました。



その言葉は、深く心に残りました。

「ありがとう。。」と言ったきり、

なんて答えていいのか分らなくて、

言葉を返すだけが会話ではないと、


私はじっと相手の顔を見ました。



本当に困ることって、こんなことなんだと思いました。


こんな私の反応は、良かったのか、良くなかったのか、

なにか機知に富んだ答えがあったのかどうか。。。


この人懐こい若者に、胸が痛みました。


統合失調症は、だいたい15歳前後に発症すると、

大学で学びました。


もし精神科診断基準方法が、今も変っていなければ、

彼は、診断されたばかりなのではないかと思いました。



と突然、奥にいた30歳代くらいの男性が立ち上がり、

作業場の端っこまで、ささっと歩いて行ったと思ったら、

製本裁断用機械の前で、見えない誰かとぶつぶつ話を始めました。



その様子を見て、命にはかかわらないけれど、

自分では、どうしてもコントロールし難い、

本当に苦しい病気だなと思いました。



以前、インターンしていた頃は、

早くここにいる期間を終らせたかった、

朝会議もいい加減だった、

そんな自分がいたな。。と反省させられました。


生きる意味。。病気でなくても、失ってしまう時はあります。

私もこの事を考えていきたいと思いました。

そして、この病気が治るような治療が進み、

あの彼が、生きる意味を見出していく事を強く願いました。


読んでくださり、ありがとうございました。



児童障害者施設

みなさま、こんにちは。

お元気ですか?


療法アシスタントをやっていた児童施設に、
Myアコーディオンを取りに行きました。


あの頃、父の容態が大変悪くなり、
慌てて日本に帰ってしまったため、
置きっぱなしにしていて、忘れていたのです。。


今日まで、大切に戸棚に楽器を保管してくれていて、
感激しました!


あれからもうかれこれ4年になります。

先輩方と懐かしい面々と話もはずみました。

あの頃小さかった子供たちは、
あっという間に大きくなっていて、
キスの嵐もなく、私と同じくらいの背丈になっていました。。!

大人は、変らないものなんだね。。
と笑い合いました。


前より言葉が増えて元気になった女の子Marは、
15歳になり、青春真っ盛りでした。
作業見習いクラスに行った、F君に恋をしているんだよ、
と打ち明けてくれました。

M君は、縦も横も、8倍くらい大きくなっていました。

Alは、顔が柔和になり、友達も大勢でき、楽しそうでした。

Anは、キカン坊少年のままの感じで、青春時代16歳。。

Syは、母子家庭なのですが、お母さんが大病し、
今年、両足を切断したんだと聞きました。

JPは、自閉と幻覚が酷く、この児童施設を去りました。
暴れるので、ベルギーの施設入所を勧めたらしいのですが、
「一緒に住みたい親心」と対立したようでした。

Alは、足が長く、スタイルの良い子のままでした。

15歳を当に超えたReは、まだ精神的に必要という事で、
12歳クラスに残っていました。
ちょっと会話ができるようになり、感激。

太鼓が得意だったMに、かわいいね~、と言ったら、
もじもじしていた態度が一変、がはがは笑い出しました。

それを横で聞いていた恋する乙女のMarは、むふふと笑い出し、
私まで大笑いしてしまいました。


私がいた頃、亡くなった子がいて、
今生きていれば、20才過ぎだね、という
話も先輩としました。

今日は、懐かしさ満杯の日のお話でした。

気持ちの良いパリ郊外の桜並木を
スクーターでブン~っと出かけてきました。

読んでくださり、ありがとうございました。


フランスの武道雑誌

みなさま、こんにちは。

お元気ですか?


今日は、武道のこと。。


私は、合気道という武道をやっているのですが、

ちょっと最近お休みしています。


日本では、加藤 弘先生という方が私の先生でした。

徒手(素手)はもちろんんのこと、木剣、杖、短刀など、

本当にたくさん教えていただきました。


が、数年前に神様のところに出かけたきりに

なってしまいました。

それからあまり、合気道という言葉を聞くことができなくて。。


生前、先生から「加藤」と刺繍の入った

道着のズボンをいただいたのですが、

それを見るだけで、まだ泣いてしまいます。


友人に講習に出ようとかと誘われても、

稽古着を着るなんて、無理だよ、

なんだらこうだら、身体も辛いし。。

と断っていました。


そんな矢先、

雑誌のための翻訳を頼まれました。

私は、なんちゃってフランス語なので、

ボキャブラリーはないし、表現力もないのですが、

合気道を知っている人。。という事でお話がきました。


前回、フランスでセミナーを開かれた、

高溝真理子先生のインタビューの訳をさせていただいて、

今回は、やはりセミナーで来仏された、

宮本鶴蔵師範のインタビューの訳でした。



前回と同様、「ドラゴン」という、

フランス武道雑誌に掲載されるようです。



実は、宮本師範は、私が日本に戻った数年前、

本部道場で、数度教えていただいたことがあります。


ある時、片手取りのワザで、

皆の前で「腕を持って」と先生が腕を差し出してくださったのですが、

太すぎて持てなくて、それも汗で滑ってしまい(先生、ごめんなさい。。)、

奮起して両手で持って、大笑いされたのを覚えています。

^^);



インタビューは、すでに録音されているので、

デッキを止めては、訳しながらPCにぱちぱち打っていく、

数時間かかる、地道な作業です。



録音を聞くと、内容もそうですが、

その方の生の部分に触れられ、とても学びがあります。



まず驚いたのは、先生がお話を始めると、

その吐く息が長かったことです。

そして、時々入る笑い声があたたかで爽やかで、

それを聴いているだけで、

軽やかな気持ち、

そして朗らかな気分にさせていただきました。



その方の哲学というか、考え方というか、

それを知るだけでも、数倍太く生きた気になります。^^



もちろん、私の訳だけでは、到底ダメなので、

正しい文章にして下さる仏人がいらっしゃいまする。



もうちょっと仏語を勉強しとけばよかったと、

こういう時、切に思います。



なんとも、なかなか記憶力がついていかなくなってしまい、

忘れたことさえ、忘れてしまい、なかなか覚えられない。。

日本語だって、人の名前だって出てこないのに。。



まあ、なにはともあれ、

今回、こういう素晴らしい経験をさせていただき、

心より感謝しています。


また合気道を少しずつ始めよう。。。

というきっかけになっていけば良いと思いました。

そして、がんばって昇段しようかな。。とも思いました。



でももし、加藤先生が、ここにいらっしゃったら、

無理しなくてもいいよ、好きにやりなさい。

とおっしゃるだろうな。。と思いました。



なんだか、心がほっこりする日でした。

みなさまも、心がほっこりする日をお過ごし下さい。

読んでくださり、ありがとうございました。


東京アトリエ予定

こんにちは。

こちらは、朝からすがすがしい晴れです。
アパートの中庭にも、芝生の白い小さな花がポツポツ咲いてきました。
夏時間になり、突然夜が長くなりました。

みなさま、お元気ですか?


日本帰国が、予定よりも遅くなります。


予定では、遅くとも今頃の予定だったのですが、
今年は、音楽のできる部屋のある場所への引越を考えていて、
市役所からの許可を待ってからの契約をしなくてはならず、
それが5月になってしまいました。

同じ頃、舞台もあり、それから帰国となりますので、

6月から始めたいと思います。


これから、ちゃんと規則的な予定を立てていくつもりです。

が、今のところ、ビザ更新もあり。。いろいろ変化の2~3年のようで、
みなさまにご迷惑おかけしています。


すみません。。


今日は、エイプリル・フールですが、冗談ではありません。。



ちなみに、エイプリル・フールは、仏語で、
「ポアソン・アヴリール」(4月のお魚)というようです。


読んでくださり、ありがとうございます。











プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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