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アトリエで笑顔になる

自分自身もふくめて、

この身体の中に、ひとりひとり、たくさんの思い出を

引きずって生きていて、

もっと、軽い荷物にすればいいのに、

不必要なものまで持って歩いているんだな、と思います。


たとえば、デパートのセールに行くのに、

石鹸にシャンプー、お茶碗、長靴、クッション、虫かごに電気ポット。。

物に例えてみると、面白いですが、

過去の思い出を弁解に、肌身離さず、スーツケースの中に入れて、

あっちゴロゴロ、こっちにゴロゴロ、

自分の足を時々引っかけながら、

常時持って歩いているようなものです。

それに仕事の書類も、実際持って歩いたら、大変。



何を隠そう、私は、近所のコンビニ行くのでも、

目に見えない重ったるいスーツケースを持って行くのが、

好きです、趣味です。。。ははは。。


最近、ある先生に、「不必要な責任」を持って歩いていますよね、

と言われたばかりで、笑ってしまいました。


そこで、メガネかけて、頭はぼーぼー、

寝巻き着たまま、ゴムぞうりペッタンペッタン履いて、

スーツケースを常時持って歩いている自分の姿を

想像してみたわけです。

あ~、おもしろい。



楽しかったことにせよ、苦しかったことにせよ、

頭の中で考える事は、

かなりの割合で、過去の古い情報。

そんな事に執着している自分。


「楽しい!」と今思ったとしても、少し前の過去を思い出して、

今、楽しいと思うのだから、やっぱり過去。


ちょっとは、未来の事を想像したり、

考えてみてもいいかもしれないな、と思うこの頃です。


ライアーを使ったアトリエが終ったあと、

心の緊張がふっと抜けて、笑顔が多くなる生徒さんの顔を見ると、

とても嬉しく思います。

明るい未来につながっていくというか。。



なんだか思わず、空がきれい、とか、

そうだ、あそこのラーメンを食べに行ってみようとか、

(夢がないか?)

自分が自分に愛情のエネルギーを注げるような

頭と心の使い方になっていければ、と思っています。



アトリエでは、私もたくさんの勉強をさせていただいています。



私自身、「教える」「生徒」「クライアント」

というのは、あまり好きな言葉ではありません。

まあ、普段、この言葉は、便利なので使いますが。。



それよりも、音楽家であり、療法士である立場から、

音楽的、人生的、精神的な、

なにか助言ができて、役に立てれば、と思っています。

それは、私自身の学びにもつながっていきます。


そんな学びの機会を与えてくれて、感謝です。


スーツケースから、少なくとも、

バッグパックくらいのサイズにしたいものです。


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ヒーリングや整体

ヒーリングに行って来ました。

整体に行って来ました。


なかなか良い出会いは難しいですが、

やっと。。いい人に出会えたと思います。


なるほどな~~、と思ったことは、


あちこち痛い私の身体の話をしたら、

すぐ治しちゃったら、自分のクセとか、分らないままでしょ?

そしたら、すぐまた戻っちゃうでしょ?

まず、痛くない位置を自分で探してみないとね。。と言われたことです。



それから、「癒し」は、自分の周りの環境を含めた変化なのでしょうけど、

環境や考え方が、変って新しくなる。。のではなくて、

不必要なものを捨てていく事なんだな。。と思いました。



どちらも共通するところは、自分が、自分を良く見つめて、

素直になることなのでしょうか。。


まあ、前に進まないといけない時期なのかもしれません。。


近所で、バロック・ダンス

帰国早々、近所のあるお店のオープニングのお祝いがあり、
踊らせてもらうことになりました。

なんと、CDを焼くのは、はじめての経験でした。
曲の頭出しの調整をしたり、1部分を取り出したり、カットしたり、
ちょっと苦労しました。
当日になっても、なかなか出来上がらず、焦りました。。

今回は、ライアーのような静かな感じではなかったし、
ダンスは、明るくて、楽しくていいかな。。
と思い、ダンスにしました。

フランスバロック自体珍しく、
興味を持たれた方もいらっしゃいました。


お店のオーナーは、いい感じの若者!で、
友人と二人で、一生懸命料理を作ったり、
お客さんのお相手していました。

まだ慣れない感じが、とても初々しかったです。

そしてまた、近所の人達の知り合いになるのも、また楽しいものです。
とてもきれいなバレリーナと、その息子君に出会いました。


ピアノが置いてあるお店なので、
音楽好きな方ばかりが集まっていています。
クラシック演奏から、ポップやジャズのライブまで出来るようです。


とにかく楽しかったです。


感謝



東京のお寺でお盆祭り

きゃ~、東京に帰ってきました。

まったくサウナです。
暑さよりも、このべたべた感。。

かなりこたえます。
朝起きたら、顔が腫れて、目が開かないくらいでした。
日焼け止めを塗ったら、汗で目の中に流れ込んでしまい、
目が痛かったです。


日本帰国した翌日、お盆祭りがお寺であったので、
行って来ました。

切符が、なかなか買えず、やっとあいてた日に戻った翌日が、
お寺のお祭り、父の初盆に間に合ってしまいました。

お寺の奥さまに「よく帰ってこれたわね~。」
と言ってもらえて、とっても嬉しかったです。

これを「仏縁」という事を知りました。


最初に、お坊さんのお話を聞きました。
「これから良くなる。」じゃなくて、
「今、いい。」という考え方でいなさい、
いつまで経っても、「これから」になってしまうし、
感謝がなくなっちゃうよ、という内容でした。


30人以上のお坊さんの斉唱、
太鼓、大きなおりん、複数の小さなおりん、シンバル「鐃(ニョウ)」
などで、リズムや間をとっていました。
「声明」というのでしょうか?

半円、S字、半円に歩きながらの斉唱は、
すれ違う音と音の交差が美しく、
西洋教会の応唱や合唱などのステレオの効果というよりも、
音がどこから聞こえるのか、分らなくなるような、
3Dの世界で、まるで幻の世界にいるようでした。


出席したお檀家さんは、100名近くいました。
その中に交じった両親のお塔婆を見た時は、
涙がボロボロ止まりませんでした。


必需品であろうハンカチもちり紙も忘れて行ってしまい、
カーディガンの袖で、涙も鼻水も拭いてしまって、
まったく子供みたいでした。


お弁当を食べて、一息ついて、帰りました。


「仏縁」美しい言葉です。


帰りは、100均で、猫柄のタオルハンカチを買いました。
簡単に買えて、便利です。


バロック・ダンス舞台


パリ9区で、バロック・ダンスを踊ってきました。


いろいろとりどりの衣装に包まれて、軽やかな音楽に包まれて、

みんなでワイワイ、本当に楽しかったです。

クラシックバレエの人たちも数人、チェンバリストなどの音楽家も数人、趣味の人など、
さまざまな人の踊りを見て、その楽しみ方に、歴史の深さを感じました。


リハーサルは、お昼前にはじまりました。
マッサージしたり、柔軟したりして、

さて。。。靴を。。。
あれ。。。靴は?。。。


どこをさがしてもなくて、


ドレス着て、100均のピンクの白水玉のフワフワ靴下での合わせになりました。

本番ぎりぎり、家族に持ってきてもらい、間に合いました。


よかった。。ありがとう。。


最後の曲の最後のフレーズの腕の動きの直しが入りました。


今までと全然違って、ちょっと焦った。。。


でも今度は、間違えなかった。

そして、何を言っても、おもしろく、楽しかったです。


しかし、こちらの人は、本当に本番が強いです。
リハーサルとは、うって変った生き生きとしたダンスとその根性。

そして、もともと股関節が外向きで、内股で歩いている人を見ないくらいなので、
立ち姿は、みんなキレイ。。
ヨチヨチ歩いてしまう私とは、大違いでした。

これからも、体力の許す限り、続けていきたいと思いました。


プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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