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市民合唱団のコンサート


今度の土曜日は、イッシー・レ・モリノーという市の
市民合唱団のコンサートがあります。
この市で働くパリ市民やモリノ-市民が歌います。

この市は、パリからメトロで西南方面の終点にあります。

ヴァイオリンの友人シルが、にこにこ笑顔でどっさり楽譜を持って来ました。
「弾ける曲だけでいいのよ~。」
「それよりさ~、今度の日曜日の合わせはね~!」

1週間前じゃん!
まだ出演するって言ってないじゃん!

断然ノリノリの彼女。。

ライアーソロと合唱団の伴奏では、アコーディオンを弾く事になりました。

リハ―サルも本番も、休憩時間には、それぞれ家庭で作ったケーキが食べられます。
ワインも出たりして、酔って、歌って、踊りまで出てきます。

そういうわけで、最後のリハーサルは、かなり面白かったです。

指揮者が、「はい、皆さん、ここで踊ってください」と言う素振りをすると、
なんと、張り切ったソプラノの女の子の片方の靴が、
私を目がけて飛んできたではあ~りませんか?
演奏しながら、アコーディオンを抱き上げ、椅子から立ち上がった私。
危ういところで顔面直撃でした。

真ん中に立っていた恰幅の良い男性は、歌の途中で、
大きな蛙の鳴き声のようなゲップをしてしまい、
しゃがみこんで赤面していました。
周りの人に何度も謝っていましたが、絶対飲み過ぎですね。

伸び伸びとした合唱団で、本番も和気あいあいとしていました。



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卒業前・学年末の施設


施設では、学年末の出し物の用意で大賑わい。

朝から大音量で音楽が流れ、先生たちだけが一生懸命踊っている。。
子供たちは、音楽に合わせて、手をぶらぶらさせたり、飛んだり。。
最後に、とうとうひとりの先生が怒り出す。

そうじゃ~ぁなくって!!こう!!
この先生の踊り、怒りながらでも、なかなか愛嬌があって可愛い。。

療法では、声の出なかった子供が、大きな声で歌いだし、
自分から楽器をいじり、自分のリズムを見つけて、楽しみ始めたり。
泣きたくなってしまうくらい、うまくいかなかった時もあったな。。

こんな忙しい時期に、老人ホームでのコンサート後、背中を痛めてしまいました。
痛くて、右手が上に上がらない。。
楽器を持つのも辛い私。

なのに、私の顔を見るなり、
ひとりの子供が、駆け寄って抱きついてきました。。。

おお~、いたた。。。背中が痛いんだよお。。。



老人ホームでコンサート


この週末、老人ホームで、友人3人とコンサートを開きました。
この老人ホームは、パリ郊外にあり、ちょっといい感じのホームでした。
聴きにいらした人は、20人くらいでした。
看護師さんに連れられている方や自分で移動できる方たちまで、さまざまでした。

友人は、それぞれ、ピアノとバイオリンを演奏し、
私はライアーとアコーディオンを弾きました。

演奏した後、1人の元気なおじいさんが、
「君は、女なのにアコーディオン弾くんだね。次はいつ?。」
と、バイオリンの友人に話しかけていました。

彼女は、
「アコーディオンは、この人が弾いてたんですが。。」
と答えると、
おじいさんの目は、遠くを見つめてしまいました。。

ライアーで、シャンソンを弾いたら、手を叩いて、口ずさむ方もいました。



プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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