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イスタンブールの旅


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トルコのイスタンブールに行ってきました。
フランス選挙、そしてトルコも内紛が重なり、切符が超安値。
回教の国は初めての旅行でした。

フランスでは、スカーフを頭に巻く女性の姿に対して、反対運動が持ち上がっています。
宗教や宗教色を教育や仕事の中に取り入れたりする事を禁じ初めています。
これがまた、差別問題や争いなどにつながるからです。

でも、国に行けばその国の生きる方法があるわけで、
女性全員が、スカーフを巻いているのに、自分だけが巻かないと、逆にヘンな感じでした。
不思議なものです。

朝4時には、町の高い塔にある大きなスピーカーから歌が流れてきました。
2人の男性の大声の歌には、びっくりしました。

1つのスピーカーから「♪♪♪~~~」と流れると、
もう1つのスピーカーから、応唱で「♪♪~~~♪」と流れます。

ちょっと日本の
「いしや~き~いも~」
応唱で、
「おいしい、おいしい、おいも~だよっ!」
と同じ5音階で、リズムもそっくりでした。

とても、懐かしい感じがしました。

アラブ語で、意味は「メッカに祈れ」なのだそうです。
回教の神さま、「おいもの歌」に例えちゃって、すみません。


買い物する時は、いちいち値切らなくてはいけません。
思い切って、お店の人に言われた値段の3分の1を言いました。(^ ^;)
普通は、半値から始めるそうです。

お風呂屋さんハマムにも行きました。
個人的には、。。。という感じでした。。

写真は、
上から、
① スカーフの女性が、モスクの近くでお菓子を買っている様子、姿勢がシャンとして、美しいです。
② ソリマンのモスクの絨毯
お祈りは、時間が決まってて、モスクに来た人は、
この絨毯に直に座って、額と鼻をピッタリくっつけるのですって。
③ 青モスクの柱の写真です。



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「普通」の意味




施設で、週に2回の音楽療法。


まだ施設に慣れない時、私は子供たちに会うと、
なんだか気が吸われるようで、とても疲れました。

職場の友人に何度も相談したりしました。


でもその子たちとずっと一緒に過ごしていくうちに、

「普通」という意味を誤解していた自分に気づきました。

ボタンかけるのに、15分かかっても、
その子にとって、それは普通。


今、生きているうちにしかできない事を自分でやらないとね、
と逆に言われているようでした。


時々子供たちの中には、私の事を「ママ」と呼ぶ時があります。
呼んだ後、「アッ!間違えた!」と言って口を押さえます。

家庭環境の厳しい子供も多い。


今の自分、この身体、これで完璧、これが普通。

そう考えるようになったら、他の人への見方も変りました。

社会のいう普通には、ゆっくり近づけばいい。
自分の足で、自分のテンポで歩む方が大切なんだね。

6月は、卒業の季節です。

皆で歌う曲を練習しました。



プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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