fc2ブログ

ストックホルム②アウリス工房



翌日、ライアー工房のアウリスを訪問しました。

ストックホルムの地下鉄から、電車に乗って、それから歩いて。。

木の良い匂いのする工房では、
シェールさんを始め、職人さんたちが、
型どおりに木を切ったり、貼りつけたりしていました。

シェールさんは、フランス語が話せます。

いろいろな楽器に触れさせていただきました。

GigPigという、箱型の小型ドラムを見せていただきました。
とてもカラフルで、療法にも使えそうな、可愛い楽器でした。

工房では、知的障害者の方も、5~6人受け入れていました。
ベッドに横になりたい時は横になる、動きたい時は動く、
というように、比較的自由でした。

そのベッドの部屋で休んでいた若い男性が、
突然てんかん発作を起こしました。

職人さんたちは、いったん自分の仕事を置いて、
その男性のケアに努めていましたが、
その時は、あまりにも長い発作だったので、救急車を呼びました。

ケアーをしながら仕事をするのは、大変だなあと思いました。


帰りは、シェールさんの息子さんが、車で送ってくれました。


次回のライアーフェスティバルは、ここだよ、と言っていました。



スポンサーサイト



ストックホルム①



スウェーデンを訪問しました。
合気道の仲間であり、フランス人の友人とその娘さんのお宅に居候。。。
友人は、鍼灸師です。
その病院を訪問させてもらいました。

病院は、ストックホルムより電車で1時間弱ほどの場所にありました。
アパートの中の1つのドアを開けると、
科の違う複数の先生方が、1人1人が診療部屋を持って、
それぞれ個別に自分の患者さんを診療しています。

パリにも、病院に限らず、弁護士事務所などの同じ職種同士の人が、
同じ建物のアパートを借りて、
一部屋一部屋を各々の事務所としているのを良く見かけます。

この国は、病院の一定金額までは、国が補償してくれるそうなのです。
だから、一定金額使わないと、損しちゃうんだよ、なんて友人が言っていました。


ストックホルムの各アパートは、
セントラルヒーティングになっていて、廊下が暖かくなっています。
時々、車椅子の印のついたエレベーターが廊下に見えます。

しかし、通りに面したどのアパートのドアも、大きくて重い作りになっています。
しかも、そのドアまで、2、3段の階段があり、それを上らないと開けられません。

雪の寒さや湿気を防ぐためらしいのですが、
あれは、車椅子の人は、どうやって上るのかな。。と不思議に思いました。


冬は、遅い時間に太陽が上り、午後3時ごろには、すでに暗くなってしまい、
ええ~、もう?という感じでした。
友人は、自分も慣れるまで、時間かかったよと言っていました。


ストックホルムは、小さな島の集まりの町で、
各町は、橋や地下鉄でつながっているのを初めて知りました。
ミニチュア日本みたいで可愛いなあ、と思いました。

友人の通っている合気道道場にも顔を出して、汗を流してきました。




プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも一覧

ブロとも一覧

belle

FX業者