2006.12.18(Mon)
翌日、ライアー工房のアウリスを訪問しました。
ストックホルムの地下鉄から、電車に乗って、それから歩いて。。
木の良い匂いのする工房では、
シェールさんを始め、職人さんたちが、
型どおりに木を切ったり、貼りつけたりしていました。
シェールさんは、フランス語が話せます。
いろいろな楽器に触れさせていただきました。
GigPigという、箱型の小型ドラムを見せていただきました。
とてもカラフルで、療法にも使えそうな、可愛い楽器でした。
工房では、知的障害者の方も、5~6人受け入れていました。
ベッドに横になりたい時は横になる、動きたい時は動く、
というように、比較的自由でした。
そのベッドの部屋で休んでいた若い男性が、
突然てんかん発作を起こしました。
職人さんたちは、いったん自分の仕事を置いて、
その男性のケアに努めていましたが、
その時は、あまりにも長い発作だったので、救急車を呼びました。
ケアーをしながら仕事をするのは、大変だなあと思いました。
帰りは、シェールさんの息子さんが、車で送ってくれました。
次回のライアーフェスティバルは、ここだよ、と言っていました。
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2006.12.18(Mon)

スウェーデンを訪問しました。
合気道の仲間であり、フランス人の友人とその娘さんのお宅に居候。。。
友人は、鍼灸師です。
その病院を訪問させてもらいました。
病院は、ストックホルムより電車で1時間弱ほどの場所にありました。
アパートの中の1つのドアを開けると、
科の違う複数の先生方が、1人1人が診療部屋を持って、
それぞれ個別に自分の患者さんを診療しています。
パリにも、病院に限らず、弁護士事務所などの同じ職種同士の人が、
同じ建物のアパートを借りて、
一部屋一部屋を各々の事務所としているのを良く見かけます。
この国は、病院の一定金額までは、国が補償してくれるそうなのです。
だから、一定金額使わないと、損しちゃうんだよ、なんて友人が言っていました。
ストックホルムの各アパートは、
セントラルヒーティングになっていて、廊下が暖かくなっています。
時々、車椅子の印のついたエレベーターが廊下に見えます。
しかし、通りに面したどのアパートのドアも、大きくて重い作りになっています。
しかも、そのドアまで、2、3段の階段があり、それを上らないと開けられません。
雪の寒さや湿気を防ぐためらしいのですが、
あれは、車椅子の人は、どうやって上るのかな。。と不思議に思いました。
冬は、遅い時間に太陽が上り、午後3時ごろには、すでに暗くなってしまい、
ええ~、もう?という感じでした。
友人は、自分も慣れるまで、時間かかったよと言っていました。
ストックホルムは、小さな島の集まりの町で、
各町は、橋や地下鉄でつながっているのを初めて知りました。
ミニチュア日本みたいで可愛いなあ、と思いました。
友人の通っている合気道道場にも顔を出して、汗を流してきました。