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カレでライアーアンサンブル

私にとって、初めてのフランスでのライアーコンサートが、
8月中旬にありました。


ベルファーストで出会った、
アイルランド人のサラとアンナの2人と、ライアー・アンサンブルでした。


フランス、ブルターニュのカレの辺りは、
イギリス系の人々が、住んでいる場所があり、
彼女たちは、そこに別荘を持っています。

私は、その別荘に出かけて行きました。
演奏させてもらった場所は、町にある雰囲気の良いカフェ。
女主人は、大変気さくな方で、自然派嗜好という感じ。


お天気が変りやすいせいで木が膨らみやすいのか、楽器が不安定で、
いくら調律しても、弾いている間に、
すぐに音程が変ってしまいました。

弾きながら、調律しないといけないくらいでした。


3人で数曲弾いたあと、
アンナが、ソロでアイルランド民謡を弾きました。
そのステキだったこと。
空気がいっぺんにアンナ色になりました。

サラは、フランス語でいろいろな話をして、場を和ませていました。


2人とも、さすがでした!

足を引っ張らないように、それしか考えられない私でした。


お客様の中に、ブルターニュ・ハープ演奏者が聴きにいらしていました。



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ベルファスト③




最後の日になりました。

この日は午前中で終りです。

最後の300人のオーケストラは感動ものでした。
皆で、今まで練習した曲を弾きました。

ムッシュー吉良に、去年の日本でのライアー大会の写真を見せていただきました。
日本のライアーの人気は、すごいなー!と思いました。


最後に自由発言があり、何人かが手を挙げて発言をしたのですが、
そこで、私なりに学ぶ機会ありました。

身体にハンディーを持っている、ある少女が、こう発言しました。

「みなさま、私をこの大会に受け入れてくれて。。。ありがとう。。」


受け入れてくれて。。か。。。

「大会に参加した」私とは、明らかに、こころの状態や意味が違いました。

私も、みんなに受け入れてもらったから、参加できたんだ。。。な。。



6日間一緒にいただけなのに、別れがとても辛かったです。

日本の方に、おせんべいをいただいたのが、とても嬉しかったです。



プロフィール

ランベール甲斐あきよ

Author:ランベール甲斐あきよ

東京生まれ、熊本育ち。パリに20年余り在住、現在は東京と往復。
東京・杉並区で心理カウンセリングを取り入れた音楽療法をおこなっています。

メンタルが疲れた方、音楽のプロなど、さまざまな方が来所、リモートしています。ライアーをYouTubeで弾いています。作曲や編曲がPiascoreにあります。専門は、フランス近代と古楽です。かえるのピクルスが好きです。
国立音楽大学教育科、パリ・エコール・ノルマル音楽学校の声楽演奏科、ソルボンヌ‐パリ・デカルト第5医科大学卒業。フランス国家登録音楽療法士、公認心理師、日本音楽療法認定音楽療法士。

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