2006.07.23(Sun)
この週末、須賀先生という日本人の先生が教える合気道講習に行きました。
ノルマンディーのカーンから15キロ離れた海の町で行われました。
須賀先生は昔、私の東京の師である、
加藤 弘先生と組んだり、教わった事があるとお話していました。
朝6時から1時間の剣の時間に始まり、
夕方5時までの杖や徒手のお稽古でした。
イタリア人を中心に、12人でキャンプをしました。
私は、6人のイタリア人のグループに入りました。
それも5人男性、私だけ女性1人。
ああ~。。。
2人1部屋なので、1人選べと言います。。
私の前の5人男性が、真剣な顔をして並んで立って待っています。
とても困りました。。
仕方ないので、一番怖くなさそうな人を選びました。
しかし、伊人男性は、女性よりも本当によく喋るようですね~。
朝からとっても元気で、彼らの声で、目が覚めるのです。
「なんチェ~~レ、なんとかオ~レ、なんたれっカント」
など、やたら語尾が長く強調されて、
全員が歌を歌っているようなお喋りでした。
「髪がないミケーレさん」という言葉をイタリア語で覚えました。
食料は、彼らが自国から食べ物を持参していたので、分けてもらいました。
朝は、つつましやかに、クッキーとコーヒーまたは紅茶でした。
昼と夜は、イタリアから持参したトマトソースパスタ料理でした。
知った事は、イタリア人は、本当に歌うように良く喋る、良く笑う。。
そして毎日、イタリア料理を食べるという事でした。
パリは35度以上の暑い日が続いていますが、
ノルマンディーは18度くらい。。。
私は、足首まで水につかっただけで、震え上がってしまいました。
でも泳いでいる人は、ちゃんといました。
2006.07.11(Tue)
サッカー優勝戦の浮かれた雰囲気もあっという間になくなり、
今日はジダンの会見がありました。
この会見で、マテラッツィがあの時ジダンに何を言ったのか、
ジダンの口から、その真実を知りたかったのに、
それについて彼は言いませんでした。。
あの試合の時、
マテラッツィは、ジダンの背後に回り、
何度も何度も、彼を後ろから抱くように腕を回しました。
ジダンは、そのたびに「やめろよ!」というそぶりをして、前に歩き出した時、
マテラッツィが何か言葉を言いました。
その数秒後、ジダンは、マテエラッツィを頭で突いてしまったのですね。。これが。。。
私は、なんてしつこい人なんだろう。。マテラッツィって。。と思った瞬間でした。
ジダンは、普段から怒りっぽい人で有名だったらしい。。
それを知った上でのマテラッツィの行為だと思うので、
彼の作戦に乗ってしまったのかな。。
残念に思われてなりません。
ジダンは、会見で、
「あの最後の最後に怒ったのは、その時に正しいと思ったから」
忘れていけない事は、ジダンのリアクションがなかったら、
マテラッツィはまだまだ調子に乗って、
次の試合の時も同じような事を繰り返すだろうな。。ということ。
彼の国への差別や家族への侮辱の言葉であったら。。
それは、我慢しないといけないものなのかな。。。
そうかもしれいし、そうでないかもしれない。。
イエローカードやレッドカードは、
規則に反した行動に対して出されるものであって、
規則に引っかからなければ、カードは出されない。
戦う相手の体に、故意に触る事や試合中の会話は、規則内なのでしょうかね。
この会見を見て、人が、人を裁くという難しさを
改めて目の前にしたような気がしました。